逆転のメソッドを読んでの感想
みなさんこんにちは!ざまざまです。
今回は青山学院大学陸上部監督の原晋さんが書かれた、「逆転のメソッド」を読んだ感想について紹介していきたいと思います。
以下にAmazonのリンクを貼っておきます。
「逆転のメソッド――箱根駅伝もビジネスも一緒です」この本はこちら↗︎
読者の方で以下の悩みを抱えた方はいらっしゃいませんか。
・いまいち成果を出せていないと思うビジネスパーソンの方
・仕事やプライベートで人間関係でうまくいかないと思っている方
今上記の2つに当てはまった方はこう疑問に思ったかもしれません。
陸上部の監督の話なので、一般企業で働いている私には関係ない!
しかし根幹の考え方はどんな職業で働いている人にも勉強になる思いました。
色々大事なことは書いてありましたが、その中でも特に大事だと思ったことは以下の2つです。
・規則正しい生活を送ること
・目標は数値をつけて明確にして、適宜周りに報告する機会を与えること
この2つを見て駅伝で優勝するには走り込みが大事ではと思った方がいるかもしれません。
もちろん走り込みも大事ですが、それだけではチームを優勝へ導くことは不可能です。
このブログを読んで取り組むと長期的に以下のようなメリットがあります。
・普段どのように行動すれば、長期的に自分が成長できるか分かる。
・どのように行動すれば周りの方の協力も得て、目標に向かって突き進むことが可能か分かる。
実際に読んで大事だと思ったことを以下に詳しく解説していきたいと思います。
Contents
規則正しい生活から
もちろん選手が良い記録を出すためには、走り込みなどをすることが大事だと思います。
ただし良い結果を出すためには生活を整えることが大事です。
以下に細かく説明していきたいと思います。
門限もある全寮制にしたこと
著者が青山学院の監督になってまず取り組んだことは、全寮制にして起床時刻や就寝時刻を決めたことです。
門限もあり22:00までには寮に帰らないといけないルールです。
それを破るとみんなを食堂に集めて反省会させるなど連帯責任を負わせることがルールになっています。
それまでは陸上部もサークルみたいな感じで雨が降ると練習を中止にしたり、午後の練習が終わると飲み会に参加する部員も多かったそうです。
そのため監督就任してから3年ほどは競技の指導というよりも生活の指導が主な仕事になっていました。
門限22:00は厳しすぎるという意見もありましたが、著者は箱根駅伝で優勝するにはそのくらいやらないとダメだという考えでした。
私は製造業で働いていて体育会系のアスリートではありません。
しかし仕事のパフォーマンスを上げるために自分も普段の生活を整えないとと改めて考えさせられました。
日本では寝る間も惜しんで働く風潮もありますが、睡眠を最優先にして残った時間でどのように有効活用するべきか考えることが大事だと思いました。
自分の会社でも体調不良で休む人を見かけます。
もちろん慢性的な病気の場合もあるので一概に否定することはいけませんが、普段から体調管理に気をつけて急遽休むことのないようにすることが理想です。
従って私もなるべく残業はせず、定時で帰宅するようにして最低7時間土日は8時間以上睡眠をとるようにしています。
チームでいい雰囲気の中駅伝を迎えるために
チームでいい雰囲気の中箱根駅伝を迎えるにはマネージャーの存在も欠かせません。
監督が就任した時に益田さんという方がマネージャーで部のルールや運営方法の礎を作りました。
また、大学やOBとの交渉や従来いた部員の意識づけを手伝ってくれました。
そういった裏方の存在があってこそ著者は監督就任11年目で箱根駅伝優勝という目標達成ができました。
また選手からマネージャーに転向させる場合は、いつまでに結果が出なければマネージャーをやるようにと予告しています。
その期限が来てもまだ本人にやりきった感覚がなければ、選手として続けるように伝えています。
なぜなら、限界まで苦しまないとマネージャーになった時に苦しんでいる選手にアドバイスできないからです。
私は箱根駅伝で優勝するには選手だけではなく裏方の存在も大切であるのがよくわかりました。
もちろん私の場合は一般社員のため、自分が会社を辞めてもさほど会社に大きな影響を及ぼすことはないでしょう。
青山学院の陸上部でいえばマネージャー的存在なのではないでしょうか。
それでも会社にとって自分は何ができるかどうか考えなければいけません。
私が会社のためにできることは何か考えた時に以下のことが思い浮かびました。
・体調不良で急遽休むことはせず、その代わり残業もせず周りと協力して単位時間あたりの売り上げを多くすること
・外部の方が来社された時には挨拶などを徹底して、会社として失礼だと思われないような態度を心がけること
・会議に出る時には積極的に自分の意見を持った上で発信していくこと
会社の利益のために働くことは大切だと思います。
しかし会社に搾取され、自分の体調を崩してしまっては本末転倒です。
私の場合会社のために働くということは、自分の健康を保ち長期的に見て自分が成長できるように働くことです。
スポーツも理論を持って組み立てることが大事
著者は規則正しい生活が送れるようになったら、目的を伝えてトレーニングに打ち込むことが大事だといっています。
ただ「20キロ走れ」というのではなく、なぜ今の時期に20キロ走るのかということをきちんと伝えることが大切です。
目的達成を達成するにはいろいろな方法があるわけで、なぜ今このやり方を選ぶのかということもきちんと伝えなければいけないと思います。
今の大学や高校の陸上界を見渡してみると、当日にならないとメニューがわからないという旧態依然とした状態がつづているそうです。
自分は製造業の製造部として親会社向けのプリント基板の実装組み立て電気試験等を担当しています。
結構製造工程も細かく、設計元から電気試験等を移管されているので場合によっては何のための試験かわからないことがあります。
そういった場合はできる限り調べた上で仮説を持ち上司の方に確認を取るようにします。
また親会社の人が来社された時、打ち合わせのタイミングで尋ねるようにしています。
工場勤務の方の場合だと、製造工程の一部を任されていてやりがいがないという方も多いかもしれません。
そういう方はラインがどういった流れで動いているのか、各工程の作業がどういった意味があるのか周りの方に聞いてみましょう。
またどんな仕事においても上司がなぜこのタイミングでやる必要があるのかを部下に示したりする必要があります。
逆に部下の方も上司に確認を取る際には間違ってもいいので自分なりの仮説を持った上で聞くことを心がけましょう。
次の章では目標設定について説明するようにしていきたいと思います。
目標設定は明確な数値を持って書くこと!
著書にはいまだに体力だけを鍛えたり運動能力を高めることだけが全てと思っている人が多いと書いてあります。
しかし結果だけをみて判断するのではなく、大切な大会に向けて最高の状態に持っていけるように取り組むことが大事です。
そのために著者は「目標管理シートの導入」をしました。
1年間の目標と1ヶ月ごとの目標、その下に試合や合宿ごとの具体的な目標を書かせています。
また目標を設定する際には数値で具体的な目標を書かせることが大事とあります。
それを監督が目を通しコメントして寮生全員が見えるところに貼り出すようにしています。
それで月1度は目標に対してどれほど進捗ができたか、1年生から4年生まで毎回ランダムに6、7人集めてミーティングするようにしています。
結果が伸びない選手は壮大な目標を掲げすぎていることが多いと書いてあります。
一歩先ではなく半歩先を目標に積み重ねをして最終的にその積み重ねで4年後大きい成長を遂げていると書いてあります。
今これを見て自分も反省しました。
今までの自分を振り返ると結局目標を立てても忘れてしまうことがあります。
また、結構あれもこれもと手をつけて結局どれも中途半端になり最終的にやらなくなることが多いと実感しました。
この本を読んで感じたことは自分で制御できる目標と制御できない目標に分けることが大事だと思いました。
例えば制御できる目標は以下のものだと思います。
・週2回はジムに通い、プライベートレッスンを受ける
・月10冊は読書する
・毎日睡眠時間を7時間取ること
逆に必ずしも制御できないのは以下の目標かと思います。
・次のマラソン大会でサブ3を達成すること
・YouTubeでチャンネル登録者数10万人達成すること
・3ヶ月後の結婚式までに53キロまで痩せること
この制御できない目標を半歩先にすることが大事でそのために制御できる目標は何か考えることが大事だと思いました。
この制御できる目標も数を多くしすぎて、きついものだと結局は三日坊主に終わってしまうことでしょう。
まず数ヶ月先の目標に対して達成できるかできないか5分5分のところの目標を立てる必要があります。
そこに対して自分がやるべき制御できる目標は2つまでくらいにしておくことが大事でしょう。
また著書でもあったように自分で建てた目標に対して、進捗状況を周りに話していくことが大事です。
私はオンライン朝活に所属していて、普段は1時間朝起きてから作業するなど集まっています。
また、月に1度集まって目標設定回などを開催して見直しをするようにしています。
結局自分の意識や意志というものは信頼すべきではないと思います。
中には固い意志を持って取り組める方もいらっしゃいますが、少なくとも自分は違いますしそういった方が大半だと思います。
そのため自分で建てた目標は周りに宣言するようにしていきましょう。
選ばれなかった理由とヒントを伝えること
著者はは選手を選抜する際に選ばれなかった選手にも、なぜ選ばれなかったかを伝えるように徹底しています。
また、どうしたら次に選ばれるようになるかヒントも伝えるようにしています。
なぜここまでするのかというと、こうした経験を自分が成長するためのきっかけにしてほしいからです。
私の場合は製造業の製造部の若手社員として働いています。
私は今のところ一般社員なので周りは、上司やリーダー職の方が多い印象です。
もちろん上司が部下になぜこのような結果になったかを説明することも大事ですが、部下が積極的に上司に意見をもらいに行くことも大事だと思います。
また上司に尋ねる際には自分の意見、仮説を持った上で聞くように心がけましょう。
またプレゼンなどをした際には100%褒められることもあるかもしれません。
その場合でも少しは改善点も聞くようにする癖をつけましょう。
改善点がなければ、今後自分が成長する機会も得られないため、少しでも構わないのでネガティブな意見も聞くようにするべきです。
情熱が人を動かす
ビジョンを持ち、理論や理屈を説くことは大切だが最後は情熱が大事とあります。
著者は監督就任時、部員全員に1枚のA4用紙を配りました。
そこには、「人間の能力に大きな差はない、あるとすれば、熱意の差だ」と書いてあります。
その時部員全員に「箱根駅伝に出たいもの」と聞いた時には部員全員が手を上げました。
そのためには「かくかくしかじかの規則を守らないといけないが、それでもやる覚悟はあるか」と尋ねると反応は今ひとつでした。
そのため、生活の基盤から整えていく必要がありました。
情熱を持つということは、そのために何かを捨てなければいけません。
私も社会人としてまず最低限の規則正しい生活を整えながら、最後は熱い気持ちを持って人に接するようにしていきたいと思います。
次に著者の営業マン時代について話していきたいと思います。
選手として引退して営業マンとして大活躍
話は前に戻りますが、著者は大学陸上部の後、中国電力に入社して5年ほど選手として活動したのち、引退して営業マンになった経緯があります。
以下に詳しく解説していきたいと思います。
怪我で引退して営業マンへ
著者は中国電力に入社後、出来立てホヤホヤの中国電力陸上部の1期生として活動していました。
入社した年の夏合宿を終えた矢先に階段を踏み外して、足首を捻挫してしまいました。
これは放っておいても3日程度で治るだろうと、そこまで気にしていなかった様子です。
湿布を貼って包帯をぐるぐる巻きにして済ませていたそうです。
アイシングなどのケアの対処法も広く知られておらず、本人もケアの知識もなく陸上選手にとって体が大切という認識も低かったといっています。
そのため足首を庇って走っているうちに他の部位に支障が出るようになりました。
そして社会人5年目で選手を引退することになりました。
その後は中国電力の営業所で営業マンとして働くことになりました。
エコアイスというエアコンに電気温水器というものをつけたような製品の営業をしていました。
製品の特徴を理解して、どのタイミングで製品を売り込めばいいのかなど徹底して調べました。
また、現場の作業担当者に売り込んでもダメで、誰がその製品の決定権があるのか導入すればどういったメリットがあるのか徹底的に調べました。
それがのちの駅伝監督として優勝する経験につながります。
退路を断って駅伝監督へ
選手を引退して10年ほど営業マンとして働いていましたが、その間は完全に陸上界から離れていました。
陸上の試合もテレビや雑誌の記事を読んだことすらない状態でした。
その時に青学の監督をやらないかとオファーが来ました。
著者は「やらせてもらえるなら、ぜひやりたい」と即答しました。
もちろん、周りは大反対しましたが意見を押し通し家族は渋々了承してくれました。
その際に母親から「やるんだったら、日本一になりなさい」と言われたそうです。
会社においては、当初出向扱いにしてくれないかと持ち出しました。
しかし社長は「人間退路を断ってこそ初めて成果が出る物だ」と言いそんな保険をかけるくらいならやめておけと言いました。
私たちビジネスパーソンの場合やりたいことがあれば、退路を断ってやるくらいの気持ちで挑むことが大事だと思います。
しかし私の場合そこまで命をかけてまで成し遂げたいことはないと思ってしまいます。
そのため私の場合はどうするかというと、まず規則正しい生活をとることを目標にしています。
規則正しい生活のために辞めるべきことはないか考えます。
会社が休みの前の日以外にお酒を飲むのはやめることだったり、10時半以降はスマートフォンを使用しないなど自分でルールを決めています。
最低限の生活習慣を変えてから、自分が成し遂げたいことを考えてスモールスタートで挑戦して成功と失敗をたくさん繰り返して少しずつ成長していきたいと思います。
今退路を断ってまで成し遂げたい目標がない方はまず生活を整えることから始めてはいかがでしょうか。
ビジネスも駅伝監督も同じ
著者はビジネスも駅伝も同じと言っています。
例えば営業であったらある商品を売るための戦略を立てて、社内外の大勢の人を動かして売上を立てるという目標に向かって突き進みます。
駅伝の場合は大会優勝などを目標に掲げているので、最終的な目標という意味ではビジネスと違います。
しかし、チームとして大学関係者やその他大勢の方の協力を得てチーム一丸となって目標を達成するという点についてはビジネスとなんら変わりありません。
著者はビジネスでも駅伝でも成功する秘訣は何かというと、その分野で「ここは外してはいけないものは何か」をキャッチすることと書いていあります。
その何かをキャッチするにはどうするかというと、最終的には人と真剣に議論するしかありません。
人と真剣に議論する上で枝葉末節について議論しても意味がなく、根幹となる部分は何か考える必要があります。
繰り返しになりますが、駅伝を優勝するための根幹の部分は規則正しい生活だとあります。
私も今の製造業の会社で働いて7年ほど経ちますが、私も規則正しい生活をすることは今後何においても大事なことだと思います。
また前のめりになって仕事を進めることも大事だと思います。
何度か社外の人と打ち合わせをすることもあると思いますが、事前に気になることはメモしておくなど事前に準備しておきます。
またその際には間違ってもいいので自分の意見や仮説をもって打ち合わせに出るようにしています。
このように自分が社会で成功するための根幹が何かを考えていく必要があります。
まとめ
今回、著者が陸上部の監督として箱根駅伝が優勝するために取り組んできたことを紹介してきました。
陸上部というと走るといったトレーニングが重要と思いがちです。
しかし規則正しい生活とメンバーの適切な目標設定が大事だということが理解できました。
また陸上部の選手として引退して陸上業界から離れて、営業マンとして働いていた10年間も箱根駅伝に優勝を導いた重要な期間だったのではと思います。
自分は製造業として働いていますが、この本を通じて著者の功績だけでなく生き様についても理解しました。
今後は規則正しい生活をすると共に、物事に対して前のめりに取り組み自分の仮説をもって取り組んでいきたいと思います。
今回もブログを読んでくださりありがとうございました!
以上ざまざまでした。
