「運の正体」を読んで思ったこと
みなさんこんにちは!ざまざまです!
今回は野村克也さんが書かれた「運の正体」について解説していきたいと思います。
以下にAmazonのリンクを貼っておきます。
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みなさんは運と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?
占いやスピリチュアルのイメージがあるでしょうか?
今回は以下のような悩みを持っている人に読んでほしいと思います。
・ここぞという時に運に見放されていると感じる人
・勝負所でいつも失敗ばかりしていると感じる人
私も以前は「運」という言葉を聞くと占いやスピリチュアルのイメージがありました。
しかし、この本を読んでから少し考え方が変わりました。
私は「運」を引き寄せることはこの本を読んで以下のように感じました。
・良い結果でも悪い結果でも原因を追求し続けること
・結果に対して短期的のみではなく長期的にどうかということも考えること
「塞翁が馬」という言葉があるように一見悪い結果に見えても長期的に考えるといい結果になったということもあります。
最終的には運というものは神が与えてくれるかもしれませんが、そこに至るためのプロセスとして色々な準備が必要になってきます。
以下に著者の経歴とともに詳しく解説していきたいと思います。
Contents
運とは何か?
著書の本を読んでも運とは何か一言で説明するとなると難しいものです。
私が著書を読んで思ったことは自分が得意な分野で十分に尚且つ戦略的に努力した場合に運というものは導かれるものだと思います。
以下に詳しく書いていきたいともいます。
勝てる分野で誰よりも努力すること
著者は貧乏な家で生まれ育ち、父親は戦死したため母親が女手一つで育ててくれました。
著者はプロ野球選手になり母親を楽にさせてあげたいと思い高校からプロ野球選手になることを目指していました。
母親は中学を出たら働きに出てほしいと言っていましたが、兄が頼み込んでくれて高校に進学できました。
その後、高校を卒業したらプロ野球選手になるためにキャッチャーが少なく自分が活躍できそうなところを調べていました。
その中で巨人などは厳しいため南海なら活躍できそうだと考えて南海のセレクションを受けることにしました。
南海にセレクションを受けた際に、遠投のテストをした際に係員がなぜか白線を超えてもいいからもう少し前から投げてみろと後押ししてくれました。
その甲斐あってか無事プロ野球選手になれましたが、ブルペンキャッチャー要員だったためほぼ試合には出場できませんでした。
たまに消化試合やスタメンの選手が体調不良の時に出る時がありましたがそこでも結果が出ず、1年で戦力外通告を受けました。
その時に必死で頭を下げてもう一年頑張りますからお願いしますとこのままだったら阪急電車に飛び込み轢かれて死にますと頭を下げました。
その際球団関係者は呆れながらもこんな奴は初めてだと言ってくれました。
その方も上と掛け合ってくれて著者の1年目での戦力外は免れました。
私がここまで文章を読んでよくプロ野球選手として長年活躍できたのは天文学的な確率ではと思ってしまいました。
しかし、著者は野球が好きなのと、母親のために自分が大金を稼ぐ手段はプロ野球選手になるしかないという背水の陣の思いがあったのでしょう。
そのためプロ野球選手として長年活躍できたのではと思います。
自分のためだけもしくは家族のためだけでは決してこれほど長くプロ野球選手として活躍できなかったのではと思います。
続きを説明していきたいと思います。
才能と努力も必要だがさらに運を掴むための戦略や人間性も重要
1年目でなんとか戦力外を免れたもののほっとしている暇はありません。
今度こそ結果を出さないと戦力外に追い込まれてしまうと思い必死になって野球に取り組みました。
一生懸命練習していると2軍の監督から今の実力ではキャッチャーは厳しく、バッティングは実力があるためファーストをやるように言われました。
このままだと戦力外になってしまうので他のポジションでも出れないよりはマシであるため渋々承諾しました。
ファーストではコーチからボールの回転が悪いためいい送球ができないと指摘されました。
そこで送球を徹底的に練習することにしました。
その後、送球の技術も上がり今後はキャッチャーとしてやりたいと監督に直訴しキャッチャーに戻してもらいました。
ファーストをやるように指示してくれたおかげて、送球技術が上がったのでその点でも運がよかったと語っています。
準備の仕方で変わってくる
著書がプロ2年目の時、1軍は優勝したため春のキャンプはハワイで行うことになりました。
2軍の選手の中から1人キャンプに帯同させるとなった時に、著者は運良く2軍監督から選んでもらえてキャンプインすることになりました。
1軍の選手は観光も兼ねてキャンプに行きましたが、著者はそんな余裕はなく早くみんなに追いつかなければという気持ちでした。
そこで基本的にはチーム練習も終わった後も居残り練習も続けて、残った時間は休養にあてました。
ある日、現地のチームと練習試合をすることになりました。
1軍のキャッチャー登録の人が怪我で出れず、2番手の選手が前日観光気分で飲み歩いていためか監督に怒られて、3番手の著者がスタメンで出るということになりました。
著者にとってはこれ以上にないビックチャンスです。
実際に試合では、相手の球が自分の得意なコースにくるのでヒットを連発しました。
そこで結果を出して、3年目からはスタメンマスクをかぶるようになりました。
もちろん運もあるかもしれませんが、いつ呼ばれてもいいように今まで練習してきた結果だと思います。
次に流れについて説明していきたいと思います。
流れとは
運と被る場面もありますが、流れと聞いて皆さんは何を想像するのでしょうか。
私はチームの雰囲気だったり、勢いといった気力などを思い浮かべます。
著者は元々弱小球団で、技術力や体力において相手に劣る状況で試合をしてきました。
著者は技術力や体力で劣る相手には知力で勝負することが大事といっています。
中には気力が大事だという考え方の人もいるかもしれませんが著者はそういった考え方はお勧めしないといっています。
以下に詳しく解説していきます。
流れとは気力ではなく知力
知力とは具体的に観察力、洞察力、情報収集力、記憶力、判断力、決断力などが挙げられます。
私はTVでプロ野球観戦をして、流れがこっちに来ていると思いながら見ることがあります。
しかしその流れの定義をしたり説明を求められるとしどろもどろになってしまいます。
しかしこの本を読んだ時に、著書は流れというものを知力で引き寄せていると実感しました。
著者は同時期に活躍した長嶋茂雄みたいに天才的なバッターではなく不器用だと語っています。
長嶋の場合は配球が読めなくても、投げた球をヒット性のあたりにしたりホームランにしたりする才能があります。
対して著者は配球が予測できれば打てるが、予測が外れると凡退してしまうと語っています。
現在では当たり前ですが、当時南海には珍しくスコアラーがいました。
その方にお願いして、ストライクボールカウントとその時の球種とコースを書き写してもらうようにお願いしました。
例えばツーボールノーストライク、スリーボールワンストライクの場合インコースには投げてきません。
なぜなら、インコースの甘い球に投げてホームランになっては困るからと考えられます。
そうなるとバッターはアウトコースを狙い撃ちすればいいのです。
このように不器用だからこそ色々な方の力を借りて実力が上の相手に善戦してきました。
一見すると流れは気力に近いものと感じるかもしれませんが、この本を読むにつれて流れは知力と結びつきが強いことを実感しました。
次に感性を磨くことの重要性について説明していきたいと思います。
感性を磨くこと
同じ状況に遭遇しても感じ取れる人と何も感じ取れない人の差があります。
一流の野球選手の場合1度失敗しても2度目は同じ失敗を繰り返しません。
例えば、9回裏で内野で守っている際に目の前でイレギュラーして、エラーになって負けた場合運が悪かったと思うことは二流だと書いてあります。
試合途中でグランド整備などが入りますが、後半になってくるとグラウンドも荒れ始めるので整備が行き届かない場合があります。
そういった場合はスパイクの裏で土のグラウンドを均しておくなど対策を立てられたのではと語っています。
他にも雨や風などの天候を言い訳にしたり、そういった天候で露骨に嫌な顔をする選手はとんでもないと語っています。
ファンも悪天候の中で一生懸命応援してくれているので、こういった天候の中でどう戦うか一流の選手であれば、真剣に考えなければいけないと書いてあります。
最後に奇策の極意について話していきたいと思います。
奇策の極意
著者は鈍足であるため相手はあまり盗塁を警戒していません。
それを逆手に取り盗塁を成功させると、警戒している相手に盗塁された以上のダメージを相手に与えます。
鈍足のノムさんに盗塁されちまったと、足の速い選手に盗塁されてしまうことよりも精神的に大きいダメージを与えられます。
またヤクルトで監督だった時代には阪神の最初の三連戦で、スクイズの変形バージョンみたいな戦法をとりました。
ワンアウトランナー三塁の場面で、ツーストライクに追い込まれた時に流石にスクイズはやってこないだろうと相手は思っています。
投げたタイミングで三塁走者はエンドランでホームにゆっくり走ってきます。
そしてバッターは内野ゴロを打つ感じで1点をもぎ取りました。
最初にやると次対戦した時にまた何か仕掛けてくるかもしれないと考えているので、普通に戦っているだけで心理的に優位な立場に立つことができます。
このようにここぞという時に奇策を仕掛けることにより心理的に相手に有利な立場に立つことができます。
今回はプロ野球選手を紹介してきましたが、次の章では私を含め会社員で働いている人が活躍できるようにするにはどうするべきか考えていきたいと思います。
一般企業で働いている人が著者の考え方を生かすには?
私は長野県のメーカーの製造部で勤務していますが、私のように一般企業の方や公務員の方がスポーツの一線で活躍してきた人の考え方を活かすにはどうすればいいでしょうか。
著者は野球選手として活躍してきましたが、そこで野球の技術だけでなく人間性を磨く必要があると何度も書いてありました。
やは著者が大事にしていた事は相手の心を読んだりデータを分析したり知力を意識していたと感じます。
相手あっての野球ですし、私たちも取引先や仕入れ先があっての会社なので相手の考えを先読みするといったことが大事なのではと思います。
以下に詳しく解説していきたいと思います。
相手がこうしてくれれば嬉しいのではということを一歩先読み
私はメーカーの製造部で働いています。
特に大事だと思うことは相手がこういうことをしてくれれば嬉しいと思うことを一歩先読みすることです。
例えば台車を押している人が扉を通るのであれば開けて待ってあげるたり、外部の人が来たら挨拶を欠かさず行うなど基本的なことを徹底していきたいと思います。
もちろん場合によってはありがた迷惑になることはあるかもしれませんが、周りを見て自分が何か一工夫できないか常に考えていきたいと思います。
次に人の力をどんどん借りていくことについて話していきたいと思います。
人の力をどんどん借りていくこと
高校や大学受験の場合は最終的に個人の力が強いかもしれませんが、社会人になった場合当たり前ですが色々な人の力を借りる必要があります。
著者もスコアラーの方に協力してもらい、球種とコースを書き出してデータ収集を手伝ってもらうなど様々な人の力を借りてきました。
私も今は製造業で働いていて、色々な人の協力を得ながら進めています。
もちろん自分は何もやらないで人の力を借りるのはダメですが、何かを成し遂げたいと思ったら積極的に周りを巻き込んで色々な大きなことに挑戦していきましょう。
次に顔を覚えてもらう努力をすることについて説明していきたいと思います。
顔を覚えてもらう努力をすること
色々な業種や職種の人に顔を覚えてもらう努力をすることは特に大事だと思います。
私の場合はなるべく色々な人に顔を覚えてもらえるように何かセミナーや打ち合わせに参加した時などは積極的に質問するように心がけています。
話を聞いた上で疑問などが浮かび的確に質問できる方は構いませんが、私は自信がないので事前にできる限り相手のことを調べるように心がけています。
もちろん人脈を広げることが目的になり異業種交流会に参加するのはお勧めしませんが、色々なことに興味を持つ努力をして質問する姿勢は大事です。
そのように情報収集をしていき、色々なツテを作りどんどん試行回数を増やしていくことが人生の成功につながります。
まとめ
今回この著書の本を読んで思ったことは運や流れとは人間性や知力を磨くことにより導かれるものだと思いました。
著者が野球選手としての活躍をすることと私が製造業で働くことは、ぱっと見内容は違いますが人間性や知力を磨いて結果を残す点については同じことだと思いました。
どの業界で働くにおいても当たり前ですが1人では進めることはできません。
周りの状況を見渡して相手がどういったことを望んでいるのか心理的に一歩先読みしたり、適切に情報収集することが成功する近道だと思います。
多くの方がこの本を手に取り、一歩ずつでも人生が好転することを祈っています。
今回もブログを読んでくださりありがとうございました。
以上ざまざまでした。
